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VOICE

音声系

高齢者特殊詐欺被害防止AIサービス

毎年巧妙化する特殊詐欺犯罪に対して、通話機能、行動情報把握機能を持つスマートフォンに
AIアプリを搭載することで、特に高齢者における詐欺被害を食い止めるサービスを構築し、
某自治体を生活安全ナンバーワン県にいたしました。

AIサービス開発の背景

背景1

特殊詐欺の高い被害額と件数増加

某自治体での特殊詐欺被害額は報告数字だけでもまだまだ高い数字であり、今後も継続的な対策が必要となります (平成30年中の某自治体での認知被害件数は177件、被害額は約3億5,000万円で、昨年に比べ減少していますが依然として高い水準です)。
特に”なりすまし(オレオレ詐欺)”の被害件数は平成30年の9件から令和元年の半年だけで41件と拡大しています。

背景2

高齢者のスマホ普及

被害の実態としては自宅固定電話に架電されるケースが多いと想定されますが、今後の高齢化の中では徐々にスマホを扱う高齢者も増えることから、スマホを起点とした、詐欺の巧妙化にも対応した防止サービスを展開することも需要が高まると考えます。

背景3

AI技術の普及

一方、対策毎に異なるアプリのインストールなどは高齢者でなくても煩わしいため、今後新たな手口にも対応可能な、セキュリティソフトのようなAIを活用した詐欺対策アプリプラットフォームがあれば、継続的な被害防止対策が可能となります。

実装機能

まずは最も重要な水際対策に対応した機能設計から進めます。
その他機能も順次拡大を行うことで、様々な対策に結び付けます。

特殊詐欺防止 生活安心アプリ

家族の声登録機能

家族や知人の通話音声を登録することで、かかってきた相手が家族本人なのか、なりすましなのかを判定します。

通話相手判別機能

家族や知人を名乗る人物から電話があった場合、事前に登録した家族の声を元にAIが自動的に通話相手を判別します。 利用者は特定の操作を行わなくてもアプリが通知します。

家族への通知機能

家族を名乗った相手が不一致だった場合、クリックすることで家族への連絡を行い対応の相談を行うことができます。

音声認識に関連する弊社実績

これまでの実績、ノウハウをサービス展開することで、 社会的弱者である高齢者の方々への生活をより良く、安全にできることは、 大きな社会的意義であると考えます。

声認識エンジン R&D開発事例

プロセス 1

毎朝、社員の朝礼発表音声を録音し、複数人の膨大な音声データを蓄積します。

プロセス 2

深層学習と転移学習のAI技術を用いて、発話者を判別するモデル(AIエンジン)の開発を行います。

プロセス 3

多くの発話候補者の中から高い精度で本人を識別することに成功。更にチューンナップにより判定制度を限りなく高めることを目標として更に開発を進めます。

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